"やんちゃ"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
先日のやきとんのタレ事件がきっかけで、今度は串用の味噌ダレを作ってみたくなったんです。
味噌ダレのある焼鳥屋もあるっちゃぁあるんですけど、鶴岡ではまだまだ浸透していないですかね。
「あそこのやきとり屋の味噌ダレ旨いから食いに行こう。」という会話にはなりませんから。
それだけ、味噌はバランスが難しいんだと思います。
だけど、そう言われると作りたくなるのが自分の性格でして…
チマチマ作っても仕方ないんで、今回は思い切っていきなり2キロを仕込みます。
以前にも作ったことがあったんですけどね、見事に失敗した苦い思い出があります(笑
その時は、タレ串同様に焼き上がりにミソ壺にジャボンと潜らせて出したいと思っていたんですけど、
そうするにはある程度のシャバさと緩さが必要となってきて、味噌の濃厚さというかどっしり感が出ずに
味噌の良いところを殺してしまってる気がして実際には提供することはありませんでした。
今回はそこまでシャバシャバにはせずに、焼き上がりの串の上に塗ってお出しする感じです。
今でも一部の串には辛味噌をつけて出してはいますけど、それは味噌ダレ用に焼いたものではなく
あくまでもタレで焼いたあとのアクセント的な位置づけで提供していたんです。
なので、辛味噌につけなくても串としては成立しているものだったんですよね。
今回は「シロはタレで、サガリは塩で、レバーは味噌で。」みたいな注文に応えるために、
味噌ダレ用として焼きますので、最初から味噌ダレを塗って成立する一串になります。
ニンニクと豆板醤が入っていますので味噌ダレというより
「辛味噌」かもしれませんけど、東松山のやきとりのように、
焼き上がった串にあとからチョンチョンとつけるのではなく、 -
毎度ありがとうございます!
先月、マナブさんが後輩タケシの注文したシロのタレ串を見て
「やんちゃにタレはないと思っていた。」なんて突然言い出したんですよ。
「今ごろ何言ってんの?マナブさんだってツラミのタレも普通に食べてんじゃん。」
「それはお店のこだわりの出し方であって、タレの串はないんだと思ってた。」
「えー!どうゆうこと?どうゆうこと?」
「この串は塩が旨いから塩でしか出さない、みたいな。」
「えー!うそでしょ!」
基本は塩で焼きますけど、タレを注文されればもちろんタレで焼きますよ。
そんなの当たり前じゃないですか。
ただ、いろんな部位を自分自身が食べて、その部位の一番美味しいと思う味は探しますよ。
アブラとツラミは脂っこい部位なんでタレでしか出しませんけど、コブクロとミルクとハツは
塩だけ、
ほっぺは塩とガーリックパウダー、その他の部位は塩とコショウを振ります。
コショウに関しては、うちではブラックペッパーの「グラウンド」を振りかけます。
ちなみに、グラウンドとは「粗挽き」より細かく「パウダー」より粒が大きく挽いたやつです。
なので、アブラとツラミ以外は、塩でもタレでも対応します。
そんな出来事があって、昨夜は思いのほかシロの売れ行きが良くなく、来店していたお客さん全員に
シロのタレを1本づつサービスでお出ししたんですよ。
どうせロスで廃棄になるくらいならお客さんに食べてもらった方がいいし、どうせ食べてもらうなら
普段はあまり頼まないであろうシロのタレでも食べてもらって、新しい発見をしてもらった方がいい。
そんな単純な考えだったんですよね。
そしたら、いつものカドワキくんがサービスのシロ串のタレを食べて
「マスター、串のタレって頼めるんスか?」なんて言うんですよ。
「えー!もちろん頼めるよ。なんでいまさら?」
「なんかマスターのこだわりがあって、味は自由に頼めないのかと思ってたっス。」
「マジで!全然そんなことないのに~。」
ここにもいましたか(驚
今まで普通に「レバーとシロはタレで、ハツとサガリは塩で。」みたいに注文されるのが
当たり前だと自分自身が思っていただけに、がっつりショックだったんですよね。
自分って、そんな自由に頼めない雰囲気出してますかね~(泣
メニューに(塩・タレ)とか書いた方がいいのかな。
基本は塩で出す、というスタイルが誤解を生むのかな。
ま、いずれにせよ、一部の部位を除いては塩でもタレでも焼きますので、お気軽にご注文ください。
ちなみに、日本酒のお燗も店内にあるものは全て対応します。
純米吟醸だからお燗にしないとか、にごり酒だからお燗できないとかはありません。
むしろ、そういう先入観を突き抜けて、お燗の美味しさや新しい楽しみ方のきっかけに
なってくれればいいかなと思っています。
にごり酒「巴」のぬる燗なんて、最高に美味いですから。
そんなわけで、引き続きアルバイトも大、大、大募集しています。
どなたかご紹介いただいても助かりますので、どうぞ宜しくお願いします!!
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毎度ありがとうございます!
昨夜は、大御所「あびこ一郎先生」に助けられた夜だったんです。
ユウヒを「でん」に行かせている関係で、金曜日の夜にもかかわらずスタッフはイタル一人体制。
ヘルプを頼もうにも、すでに3連チャン出勤のハラダさんを呼んでしまうと翌日も入れて
トータル5連チャン出勤になってしまう。
初めから組んでいたシフトならまだしも、主婦に突発的な5連チャンは頼めないわけですよ。
もう一人のイノウエからも金曜日は無理だと言われていたんで、それも頼めない状況なわけです。
行けるところまでイタルと二人でいく覚悟はしていたものの、ありがたいことにそんな日に限って忙しい。
4人、3人、2人、2人、1人、1人と開店と同時に小刻みにお客様がいらしてくれて、
ドリンクを出すだけでも精一杯だったんですよ。
次々に入るフードの注文に、どんどん入るおかわりのドリンクオーダー。
気持ちだけが焦って、一向にフードを出せない状態なんです。
ダメもとで、あびこに「店、手伝って!」と一言だけLINEして、それが既読になったかどうかも
確認できないほどテンパっていた状況だったんですね。
10分後、突然ガラッと開いた入り口からポロシャツの襟を立てて大御所あびこ大先生が登場!!
ポロシャツの襟を立てても似合うのは、小林旭かあびこ一郎かってなもんですよ。
何も言わずにスッとカウンターに入ってきて「皿洗うスポンジはどれっスか?」なんて
山のように積み上がった食器をいきなり洗い始めてくれたんですよ。
かっちょえ~!
自分が女だったら、今日だけは抱かれてもいいと思ったかもしれません(笑
皿を洗ってもらうだけとはいえ突然回り始める厨房に、お客様へお待たせするストレスも、
なんとか最小限で乗り切れたんですよね。
一人暮らしで普段から家事をやっていることもあって抵抗なく流しに立てたんでしょうけど、
30年前は七日町の名店「炉端焼き大漁」でバイトしていたこともある男ですから。
演歌も飲食も「下積み時代」がいかに大切かということを思い知らされたわけです。
ま、あびこ大先生は演歌歌手ではないけれど(笑
さらに、なにも教えてないのにカウンターの中で洗い物しながら目の前のお客さまたちに、
「いらっしゃいませぇ!」「ありがとうございまぁす!」なんて元気に挨拶までやってのけて、
登場から一部始終を見ていた常連のカドワキくんなんか、その溶け込み方に「ぷっ!」なんて
吹き出しそうになったりして(笑
もう、昔から働いてる人じゃん!
普通に面接して採用したアルバイトの子だって、初日から挨拶なんてなかなか出来ないもんですよ。
やってくれるなぁ、大先生!まじで見直したよ。
酔っぱらって、適当なトークしてるだけじゃないんだね。
閉店後、マナブさんも合流して、ありがとうの気持ちを込めて「福鮨」で乾杯です。
本当に、本当に大先生には助けてもらいました。
帰り際に「また忙しくなったら、いつでも呼んでください。」なんてさりげなく言い残して
店から徒歩1分の自宅マンションに消えて行きました。
ますます、かっちょえ~!
惚れてまうやろ~!
いつかまたカウンターの中にいる「あびこ大先生」の勇姿が見れるかもしれません。
その時は、さりげなく「大先生、やりますね。」と声かけてあげてください。
その前にスタッフ募集しなくては。
コロナで先行きは不透明だけど、今の状態では週末を乗り切れませんから。
誰か、バイトしませんか?
忙しいけれど、楽しく充実した一日になることをお約束します。
男性女性問わず、未経験、週一回でも、かけもち、全然OKです。
「スタッフ募集してますか?」と、お気軽に声かけてください。
そうでないと、また大先生の出番がきてしまいますので(笑
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毎度ありがとうございます!
昨日、長年お世話になってきた運転代行の社長から「15日をもって廃業したよ。」と電話をもらった。
彼是10年以上の付き合いになるのだろうか。
元々は、同級生の「みちのくの剛腕」が手伝っていたのがきっかけだったんですけど、
そのあとは同級生クロがバイトで電話番をやってたんですよね。
行きつけのガソリンスタンドも同じで、いつも「最近はどうだい?」なんて世間話しながら、
いつも最後には「ここが踏ん張りどころだね。頑張ろうぜ。」の決まり文句で締めてたんです。
コロナは、たくさんの人の人生すら狂わせる。
一番弟子の居酒屋も閉店したし、お気に入りの居酒屋が何軒も閉店に追い込まれました。
何回となく我が家の窮地を救ってもらった近くのクリーニング屋も、コロナの営業自粛で休んで以降、
二度と看板に明かりがつくことはなかった。
「コロナなんて単なる風邪だろう。」という人もいるけれど、まさか単なる風邪で廃業するとは
去って行った店主たちは微塵も思ってもいなかっただろう。
症状は「単なる風邪」だったとしても、人の心の中に植え付けた「酒飲み自粛」という行動制限は
正直、我われのような居酒屋業界に携わる者としてはお先真っ暗の「がん宣告」に等しい。
「景気が戻ったら、また代行を再開すればいいんだって。」
「いや、オレはもう代行はいいかな。歳だしね。」
「オレだって、どうなるかわかんねーけど。」
「マスターんとこは大丈夫でしょ。また飲みに行くから。」
「社長ありがとうね。お世話になりました。」
「お世話になったのはこっちの方だよ。長いことお世話になりました。」
また一人、鶴岡の夜の街を支えてきた男が去っていきました。
残念だけど、社長の未来には、また違う光があると信じて前を向いて歩いていってほしいと思います。
団体の予約は皆無になったけれど、一人飲みのお客さんは増えています。
ある常連さんは「最近、会社でもムカつくことばかりで酒でも飲まないとやってらんねぇっす。」
といって、いつものようにカウンターで瓶ビールを手酌でグイっとやっつけます。
自分には「うん、うん。」と聞いてあげることくらいしかできないけれど、それでもこうやって
日々の愚痴や喜怒哀楽を酒と一緒に流し込むことで、少しでも明日の活力になるのであれば、
赤ちょうちんに明かりをつける意味があるのだろうと、自分の中で勝手に思い込んでいます。
ワクチン接種したところで、またマスクをしなくていい生活が戻ってくるのかは分かりません。
だけど、国民がワクチンを打ち終えれば、大きくゲームチェンジすることは確実でしょう。
希望の出口はまだまだ先だけれど、それでも出口の光だけは見えてきたこの時期に、
贔屓にしていた代行社が廃業したことは正直ショックでした。
それでも前に進むだけです。
自分にとっての今日を頑張ることしかできませんから。
社長、お疲れさまでした。
また、いつの日か再開しなよ。
いつでも応援するから。
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毎度ありがとうございます!
今日からお店を再開します。
冷蔵庫の中が空っぽですので、今日は朝から食材の買い出しと仕入れで忙しくなりそうです。
いつもは朝から仕込み始める「煮込み」も、モツのストックがありませんので今日は作れませんし、
好評いただいている「テール煮」も、今日の今日では仕込みが間に合いません。
そんな感じで、いつものメニューでは再開できませんので、ご了承ください。
みなさんは、どんなGWだったでしょうか。
鶴岡市は「緊急事態宣言」は出さずに「特別警戒」の宣言にとどまりました。
クラスター発生が学校であり感染者の多くが高校生であると特定できていることで、
不特定多数の感染者が出る市中感染とは違うという認識のようです。
行政の宣言の中身が「緊急事態」でも「特別警戒」でも不要不急の外出を控えることくらいしか
感染しないための防御ができないのは一緒なんですけどね。
去年のGWも一歩も外には出ずに家でじっとしていた日々を過ごしていました。
あの時は本当に営業再開の目途が立たずに、このまま商売をやめるしかないのかもしれないと
出口のないトンネルの中でただうずくまっていただけだったんですよね。
今年のGWもどこかに遊びに行けるはずもなく、ただ自宅で過ごす毎日を送っていました。
娘から乗り継いだタントを磨いてみたり、ホイールを交換したり、車内をLED化してみたり。
中止となったOB会の総会資料の作成だったり、OB名簿と発送リストと二つになってしまった
住所録の照合作業だったり、細かなことは進めることはできたんですけどね。
ただ、今年はずっと天気が悪くて、息子に手伝わせた庭の草むしりも中途半端なままですし、
このタイミングでやりたかったことの半分もできないまま終わってしまいました。
自分だけではないでしょうけど、車のLEDランプやリビングのWI-FIルーターの買い替えとか、
その他たくさんの買い物も全部ネットで用が済んでしまっていることにふと気がつくと、
時代の変化に改めて驚かされます。
我われの業界も、リモート飲みが主流な時代が来るとは思いませんが、
明らかに客足が少なくなっているのもまた事実です。
星の数ほどある飲食店の中で、今夜の一杯のお店に選んでもらえるように、
今の自分に出来ることを精一杯頑張るだけです。
そして7月8日からは夏の甲子園予選が始まります。
あと、ちょうど2カ月しかありません。
学校再開、練習再開の目途も立っていないなかで、最後の最後まで後悔しないように、
息子だけではなく自分も必死になって応援していきます。
市民の皆さまにも大変なご迷惑と多大なるご心配をおかけしております。
学校の対応への不信感や、犯人捜しのような特定人物への誹謗や、強化部への批判や中傷、
そんな中でも最後まで諦めずに、もう一度立ち上がろうと必死な選手たちがたくさんいます。
嫌いなものを好きになれとは言いません。
だけれど、まだ少しでも応援してやろうというお気持ちがあるのならば、
最後の夏、一発勝負に賭ける彼らのことを引き続き応援して頂ければ嬉しい限りです。
どこまで仕上がってくるのかはわかりません。
夏の大会2か月前に、まったく練習をしていない学校なんて見たこともありませんし。
それでも、また彼らが立ち上がってくることを信じるだけです。
「何度でも」
何度でも 何度でも 何度でも 立ち上がり呼ぶよ きみの名前 声が枯れるまで
悔しくて 苦しくて 頑張ってもどうしようもない時も きみを思い出すよ・・・
どうしてわからないんだ? 伝わらないんだ? 喘ぎ嘆きながら 自分と戦ってみるよ
10000回だめで 望みなくなっても 10001回目は来る・・・
今日はドリカムの「何度でも」が頭の中でリフレインしている朝です。
自分も何度でも立ち上がりますよ。
また、よろしくお願いいたします。
のんびりいつもの場所でやってますので。