『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

ステ看の思い出②
毎度ありがとうございます!

支店長会議の席上で、捲いていないステ看を捲いたと咄嗟にウソをついてしまい、
もう後には引けなくなった自分は、次回の臨店(支社長が各支店を回る)までには
絶対にステ看を捲かなくてはならない状況になってしまってました。

雪で電柱が顔を出していない焦りはありましたけど、幸いにも函館は札幌と車で4時間も離れてますし、
しばらくは臨店の予定がないことも知っていたんです。

それが・・・
ある日の夜8時。
支社長から電話が入り「オイ!お前、オレを騙したんか!」ともの凄い剣幕で激昂しているんです。

「あ、いや・・・」
「そこにステ看何本あるんか言ってみい!オイ!」
「に、200です。」
「お前、明日すぐに札幌に来い!わかったか!」
「ハイ。」

終わったと思いましたよ、完全に。
札幌に向かう特急北斗の窓から、冬の噴火湾の寒々しい景色を眺めながら
「なんでステ看を捲いていないことを支社長は知ったんだろう。」と推理はしたものの
正解が分かるはずもなく、そのまま札幌駅まであっという間に着いてしまってました。

何を言われたかは、ここでは書けません。
Vシネマのセリフみたいなのが、ド迫力で浴びせられます。
ただ、最終的に下された処分は「東北支社のある仙台に転勤」でした。

北海道の人は北海道の居心地があまりにいいので、あまり内地(本州)に転勤したがりません。
杜の都仙台と言えど、北海道からは左遷みたいなものと同然なんですよね、感覚的には。
誰も行きたがらないし、行ったとしてもすぐ辞めちゃう。

で、ラッキーだったのが、前任の東北支社長が同様に会社を辞めるタイミングだったこと。

ヘタ打ったのに、役職は昇格して地元の東北に戻ってこれるという願ってもない状況だったんです。
山形の隣ですし、週末はいつでも帰ってこれるし、自分にとっては最高の転勤です。

でも、そのくらい社内では誰も行きたくない場所だったんですね。
特に東北支社は、仙台の信販会社を買収した際にそこが運営してた電話レンタル会社を
支店として管理し、成績も全国で最下位という社内ではどうしようもないエリアだったんです。

そして、仙台に飛ばされた自分に与えられた最初のミッションは、
「11名いた女性の支社社員を2名まで減らせ。」

早い話し、リストラの肩たたきをしろということです。
なおさら誰も行きたがらないわけですよね。


つづき、読みたい人いるのかな。
一旦終わりにしようか。




コメント

1. つづき読みたいです。終わらないで下さい。

支店長のVシネマのセリフみたいなのが気になるのでちょっとだけでも紹介してほしいし、
鶴岡東の出てない選抜甲子園はさびしいし、
何はともあれ
続きは読みたいです。
店主様がプロ野球の監督ならこちらのブログは自叙伝として発表しベストセラーになっていたでしょう。
しかしなんちゅう展開、
昨今のしょぼいドラマと比にならない緊迫した状況がギンギンに伝わってきます。

2. 無題

続き、お願いします!

好きです。こういうの(笑)

3. >池ちゃんさん

「テメエ、なめてんのか!〇〇〇ぞ!」が正解です(笑

リクエストありがとうございます。
記憶を辿って、もう少し書いてみたいと思います。
面白いかどうかはわかりませんが。。。

4. >パチョレックさん

リクエストありがとうございます。

こういうのって、どういうの?
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