『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

いつのまにか
毎度ありがとうございます!

11月2日は息子の誕生日です。
もう働いてますから、特別に誕生日プレゼントは準備していません。
カミさんがケーキを買ってくるくらいでしょうかね。

仕事も大変な仕事ですけど、よく頑張っていると思いますよ。
人々の暮らしを支える仕事だけど、人のやりたがらない仕事でもあります。

「誰かがやらなくちゃ、市民生活が回らないじゃん。」
息子の口から、その言葉を聞くたびに胸が熱くなります。
「使命感」だけだと思いますよ、今頑張っていれるのは。

来年の母校からの新卒希望者は、今のところ誰もいないそうです。
毎年採用している鶴工からも、来年はどうなるのかわかりません。

「仕事はあるのに人がいない。」とよく耳にするんですけど、その要因はなんなのかを
きちんと精査して改善していかなければ、その会社に未来はありません。

若くして飛び込んできた人材をしっかりと育成し、初任給は低くとも入社5年目くらいまでの
給与水準をどんどん引き上げて仕事に対する「やりがい」を対価で評価しなければ、
今の若いやつらは必ずと言っていいほど給料のいいところに転職しますよ。

「ならば中途採用で補充すればいいじゃん。」となるわけですけど、会社発展のためには
若い新卒者を採用し育成していかないと、社員の高年齢化は一過性の業務処理の補充にしかならず
会社は知らず知らずのうちに衰退していくことになるわけです。

毎年少しずつでも新入社員を採用し、5年後10年後の会社を担う戦力として大切に育成していくこと、
「この仕事は大変だけど、他の会社で自分の年でこの給料は貰えないからやりがいもあります。」
くらいのセリフを言わせるくらいじゃないと、若い人が進んで飛び込んでくる業界でもないでしょう。

もしも「来年の新入社員ゼロ」なんてことになるなら、それは未来への何かしらのシグナルと
考えていかなくてはならない深刻な問題だと思います。

「誰かがやらなくちゃ、市民生活が回らないじゃん。」
と口にする18歳の使命感は、そんなに薄っぺらいものではないと思うのは自分だけでしょうか。

バカな親ですいません。
会社の人もこのブログを見てるから、あんまり過激なことは書かないようにしなくちゃ(笑

いつの間にか大人になった息子の姿を頼もしく思うとともに、縁あって入社して頑張ってきた
仕事ですから少しでも長く、そして人々の暮らしのために見えないところで汚くなる仕事に
使命感を持ち続けて、これからも頑張っていってほしいと願うばかりです。

19歳か。。。
まだまだ人生の残り時間がたくさんあるなぁ。
羨ましいな、本当に。

ではまた。





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