『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

90%
毎度ありがとうございます!

今朝は5時に起きて早速煮込みを作っています。
昨日もスガイが来て土曜日の審判をお願いされましたけど、ちょっと厳しい状況です。
昨日のブログを読んでるくせに「そこを、なんとかなりませんか。」などと言います。

金曜日の営業が終わった時点で、翌日の仕込みや買い出しが決まりますので、
今のところは不確定な返事しか本当にできないんですよ、申し訳ないけど。

行けないが90%、なんとかなるかもが10%ですかね。
体力的なことも踏まえれば行けない100%で決まりなんですけど、自分にも同じ審判の仲間がいます。
過密日程の中で頑張る仲間のことを思うと、10%の可能性だけは残してしまう優しい自分がいます。

ウチでは一回の煮込みの仕込みで2㎏のモツを使います。
汁まで計算に入れると約4㎏以上にはなりますかね。

もっと大きな鍋を買って一回で大量の煮込みを作ればいいじゃんと思うかもしれませんが、
そんな簡単な話しではないんですよね。

天気や予約の状況を見て、今日は1㎏、今日は3㎏などと仕込み量を変えても毎回同じように
作れるほどの腕は自分にはないと思ってるんですね。
なので、毎回仕込む分量は変えないことが、店の味を保つ秘訣だと思っています。

同じモツで毎回同じ量を仕込むなら、水や酒や味噌や醤油やにんにくや生姜などの調味料も含めて、
煮込む時間までもある程度同じならば、ブレることなく作ることが出来るはずです。

ユウヒが独立する時に「開業したての時ほど、すぐに出せる煮込みには助けてもらえるから
絶対にオープンメニューに入れた方がいい。」とアドバイスしたんですけどね。

「作ってみても、毎回味がブレてしまうから。」という理由でメニューには入らなかったんですけど、
ルーキーが汗をかいて練習をしなかったらヒットなんて打てるわけがないでしょう。

仕事でも野球でも、何でも基本通りの練習をやって、日々の繰り返しと反復練習が大事なんですよ。
2,3回チャチャっと作って上手くいくなら、商売なんか楽勝でしょうよ。

まぁ、今はユウヒの店でもようやく煮込みを出しているそうですけど
「弟子の店には、お客として4年は行かない。」と決めているのは、そういうところにもあります。

自分でやらないと、自分のカタチにはならないんですよ。
不完全な状態の時に行けば、自分は必ずその「歪み」に気づいてしまいます。
自分は、気づいたら絶対に口に出す性格ですから。

店主としての立ち振る舞いや気持ちのゆとり、ブラッシュアップされ安定してきたメニューや、
自分がやりたいことがやれるようになるまでは、そのくらいの時間が必要だということなんです。

小さなことでも、コツコツと積み重ねていくこと。
「継続力は説得力になる。」とは、まさにこのことだと思っています。

さて、そろそろ煮込みが出来上がります。
審判員が9時の試合開始に間に合うように動くとなれば8時球場入りが当たり前です。

その前に煮込みを仕上げて着替えて移動するとなると、何時から仕込み始めなくてはならないか
おおよその想像はつきますよね。

そうなんですよ、とても現実的な時間ではないんですよ。
金曜日の売れ行き次第ですが、行けない90%は理解してもらえるでしょう。

「弁当の手配もあるんで、一応配置表に名前は入れておきますね。」
「弁当なんかいらないから、配置表に名前は入れておくな。」の押し問答を
昨夜はスガイと何回やったことか。

今日も、自分のやるべきことを見失わず一生懸命に頑張るだけです。
今日の煮込みも美味しく仕上がったと思います。

それではまた。



コメント

1. 10%ww

もう〜。。。スガイに甘いんだから〜(笑)

2. >オサムちゃん

こんだけ書いても10%の可能性のために無理する男,
それが自分です(笑

まぁ今回はスガイのためというよりも、
球審を務めた仲間のためだったんですよ。
彼は、自分が審判部に誘った仲間ですから
一人審判ではちょっと大変だろうなぁ・・・と
少し無理してみました。

いい汗かきましたけどね。
案の定、午後からの仕込みでてんやわんやです!!(笑
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