『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

またアフリカへ
毎度ありがとうございます!

先日の夜、以前お店のスタッフとして働いていたイワタニが青年海外協力隊の任務を終え、
無事に帰国したと、わざわざ実家のある三重から遊びに来てくれました。

山大を卒業してから、アフリカの農業支援のためにウガンダに2年半行ってたんですね。

約3年前、出発前の研修のために福島県二本松市まで来たついでに鶴岡に顔を出してくれて、
「無事に帰って来いよ!応援してるぞ!」と送り出してからですから、本当にあっという間です。

途中、一度も帰国せず、マラリアにもかかったそうで、壮絶な体験をしたと言います。
農業支援の合間に向こうの給食というか「子ども食堂」みたいな施設でも手伝っていたといい、
「やんちゃの経験があったから海外での飲食業にも興味があるんですよ。」なんて
嬉しいことを言ってくれます。

夏に帰国したばかりなのに、今度はアフリカにある日本食レストランで働くために
リモートで採用試験を受け、また来月あたりにアフリカに行くんだそうです。

自分の日常とはあまりにもかけ離れたイワタニの行動力とバイタリティには、使い古した
「若いっていいよな。」なんて言葉では収まり切れない世界観と可能性が広がっていて、
眩しすぎるくらいに輝いて活き活きとしたパワーがみなぎっていました。

バックパッカーのような大きなリュクを担ぎ、12月だというのにホテルを取ってなくて
「あーでも最悪、その辺で寝るんで大丈夫ですよ。」なんて真剣な顔で言うから
「アフリカと鶴岡の気温差も理解できないくらいの時差ボケなのか?」と
ツッコみを入れたくらい、細かいことは気にしない大陸的な思考になってました(笑

しかし、本当に羨ましかったですね~
その可能性とチャレンジ精神には、自分自身も思いつかなかった発想や行動力ばかりですもんね。

アフリカで日本食を食べる人は富裕層なんだそうです。
アフリカというと、砂漠に腰ミノ巻いて頭にカゴ乗せて歩いてるイメージですけど、
自分が思っている以上に普通に都会で産業や経済も発展しているそうです。

「アフリカで「やきとり」や「ホルモン」を提供できたら面白いと思うんですよ。」なんて言うんで
いつの日か【やんちゃアフリカ店】が出来るかもしれませんね(笑

慌ただしさとストレスだらけの12月でしたけど、イワタニの変わらぬ元気な姿と、
キラキラとした未来を見つめる目に随分と癒されました。

細かいことに振り回されず、大らかにのんびりと生きていくことの素晴らしさを、
あらためて気づかされた気がします。

イワタニに元気をもらいました。
自分も自分のスタイルで頑張ります。

昨夜からのドカ雪で、道路はマヒ状態の鶴岡です。
今日は団体様の予約はないけれど、のんびりやりますよ。

ではまた。


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