"地方にて"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
更新がなかなか出来ず申し訳ありません。
したくても出来ない、時間が全くない、そんな状況が続いています。
そんな中、母校応援のために甲子園まで車で行ってきました。
自分と娘と息子の我が家と、ブログでお馴染みの後輩ホンジョウ・ユウキ・クロサカの同期トリオに
スポ少で同じチームのクロサカんちの息子ルキとの、7人での大阪珍道中のはじまりです。
甲子園の試合が11日(火)の8時プレーボールですから、弾丸ツアーの感覚で出発するならば、
12時間とみて前日月曜の夕方4時ころの出発なんでしょうけど、どっちみち月曜日の営業は
無理なんですから、慣れない長距離運転と第一試合に余裕をもって入りたいという理由から
日曜日の夜9時に出発することにしたんですよ。
後輩たちも、なるべく安く行きたいというんで、当初はサウナにでも泊まる気でいたんですけど、
二十歳になったばかりの娘もいますし、まだカンタローとルキは小学6年と5年生。
とれるものなら安いホテルでいいんで、宿が欲しいところだったんですね。
それが、出発の前日の計画なんですから、ど素人がネットでじゃらったくらいじゃ、
そう簡単に条件に合うホテルが見つかるはずもありません。
そうなると、頼りになるのはOBネットワーク(笑
旅行会社に勤務する後輩に、「安くて繁華街に近くて甲子園までのアクセスがいいところ。」
なんてダメ元で注文したら「ありますよ。」なんて言うんですよ。
場所は大阪道頓堀近くにある【ドーミーイン心斎橋】。
部屋のユニットの他に大浴場もあり、夜鳴きそば(ラーメン)が無料で食べられるという、
全国展開で聞き覚えのある、お馴染みのビジネスホテルだったんですね。
しかも、ベットかと思いきや、和洋室タイプで2人が余裕で寝れるキングサイズのベットが一つに
隣りに畳スペースがあって、そこに布団を敷けば最大4人までが自由に使える画期的なお部屋。
それが2部屋でちょうど5万円!
一人7000円ちょっとの計算になりますけど、元高校球児はそういう細かい計算はできませんので、
「小学生を除いた大人5人で1万円づつでいいな!」と少し大きな声で言えば、「ハイ!」で決まり。
我が家が2万円で3人一部屋、後輩たちが3万円で4人一部屋で決定しました(笑
出発した日曜日は朝6時に起きて、スポ少の新人戦の審判を一試合こなしてから、
10時半からの新人戦の様子を写真に納め、帰宅してすぐの午後3時からはスポ少イベントで
田川でBBQを満喫して、帰宅後シャワーを浴びてからの9時出発ですから、過密スケジュール
どころか殺人的スケジュールなわけですよ。
ほとんど子ども達も同じ行程でしたから、車に乗った途端に小学生二人は秒殺(笑
ハンドルを持つ自分は行けるところまで引っ張って、3時間の運転でナイスラン!
で、自分も速攻で爆睡!
途中、ナビが古くてジャンクション情報が混乱したり、ホンジョウの迷ガイドぶりで、
なんと高速を降りてワケのわからん街の一般道を真夜中に1時間も走らせるという
大失策もあり、なんだかんだで所要時間は13時間という長旅で、ようやく大阪に
着いたのでした。
でもね、チェックインは午後3時、まだ4時間もあるじゃあーりませんか。
しかも、降り立った大阪は暑い、暑い、暑い!!
こ、これは、あかーん!
・・・つづく。 -
毎度ありがとうございます!
本日、二本目です(笑
ということで、昨日は準々決勝~弘前学院聖愛戦を応援しに石巻市民球場まで
家族を引き連れて高速3時間をぶっ飛ばして行ってきました。
起床6時、出発6時半という気合いのスタート(笑
道中、まるでホワイトアウトのような朝霧の中、9時半には石巻に到着してました。
今回、家族を連れて行ったというのには、野球の応援のほかにも理由があって
震災後の復興の様子を息子に見せたいということだったんですね。
数日前に、仙台市民球場で再会した同期イケダに頂いたドリップコーヒーがあまりに美味かったもんで、
そのコーヒー購入を理由に、北上川傍にある「石巻復興マルシェ」に行ってきました。
プレハブの連なるちょっとしたショップでしたけど、入り口には津波到達地点を示す4.5mの
スケールがあって、その高さに否が応でも怖さが込み上げてきます。
「すべてが濁流に飲み込まれ6m近くの津波が押し寄せ、この辺でも多数の犠牲者が出たんだよ。」と
ショップのおばちゃんが説明してくれた言葉に、ただただ頷くことしか出来ませんでした。
息子も、テレビで報道される津波しか知りません。
実際に、津波の高さや、この場所でもたくさんの人たちが亡くなった事実に、
何を感じ、どう思ったのかは、もう少し後になってから聞いてみようと思ってます。
命の尊さ、運命の儚さ、日々を精一杯生きること、そして家族への想い・・・
野球応援の前に立ち寄って、自分自身も想うところがありました。
改めて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
といわけで、石巻市民球場へ。
やっと着いたローカル球場と思いきや、全面人工芝!
球場隣りには、いまなお仮設住宅が立ち並び、自衛隊拠点だったことが
随所に垣間見ることができます。
が、素晴らしいフィールドとは逆に、スタンドが狭いんですよ。
他の球場の3分の1くらいしかないですね、きっと。
で、第一試合が花巻東vs大曲工の対決で、内野席はすでに満席立ち見状態。
おいおい勘弁してよ、なんて思っていたら、これが延長15回の引き分け再試合になっちゃった。
こうなると、予定もなにも全部想定外!
勝てば、翌日のコボスタでの準決勝&センバツ確定の瞬間を家族で見ようと、
泉にいる姉のところにでも泊まって・・・なんて準備していたのが、すべてパー。
引き分け再試合が翌日になるわ、準決勝は石巻になるわ、応援には来れないわで、
家族からも大ブーイング!!
でも、試合のほうは弘前学院聖愛(青森第2)に3-1でしっかり勝利し、
36年ぶりのベスト4進出を決めてくれました。
で、先ほど再試合が終わって、相手は大曲工に決定。
泣いても笑っても、明日の一戦がすべてです。
行きたいなぁ、でも、行けないなぁ・・・。
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毎度ありがとうございます!
先週から宮城県でセンバツのかかった秋季東北大会が開催されてまして、
応援に忙しい毎日を送っております。
木曜日には、後輩のタケシとホンジョウと3人で仙台市民球場に乗り込んで、
西目(秋田第3)との大事な初戦を応援に行ってきました。
球場では、仙台に住む同期のイケダと10年ぶりくらいに再会して
懐かしい思い出話やら、最近の近況やらを語りながら一緒に観戦してました。
県大会決勝でのエラー7つで、各方面からレベルが低いだの過去最弱だの
散々な言われ方をしてましたけど、終わってみれば7-0の完封勝利!
守備も三つのダブルプレーを含む失策0の堅実な守備力は健在です。
ざまーみろ!ってんだ。
気を良くして、その日は山形市まで戻って来てからの、なんと後泊!(笑
同期のマルコ、田中先生の息子の賢とも合流し、久しぶりの山形の夜を満喫することにしたんです。
乾杯は、おでんの名店「ふくろ」さんから。
2年前に初訪してから、その雰囲気、その味、その安さに惚れてしまって、
次も山形で飲む機会があったら、絶対に「ふくろ」に行くと決めてたんですよね。
一緒に飲むのは初めての賢に、久しぶりのマルコ、さらに東北大会は快勝と、
こんだけ揃って酒が進まないわけがないでしょう(笑
「今日は控えめに5軒行くからな。」
「ええ~っ!!」
「かんぱーい!」
その後、花小路に迷い込み、なんと憎っくき日大の同期の親がやってる焼鳥屋に入ってしまって、
当時の鶴商vs日大の野球ネタで盛り上がり、グイグイ酒も進んでしまうわけですよ、これが。
あまりにコアな話題に怖くなって、駅前に移動してしばしガールズトークと山形弁講座で小休止(笑
さらに中学時代の同級生がやっているラウンジに顔を出して、思い出トークで盛り上がり
最後は瓶ビール片手に、なんちゃらラーメンを食って山形の夜を〆ました。
ホテルは、いい歳こいて仲良く3人で同じ部屋という・・・(笑
8コ下と15コ下の後輩と、仲良く同じ部屋に泊まるというのも、長い付き合いならではの関係です。
で、一番しょぼいベットに自分が寝かされるという、先輩想いの後輩達と深い眠りにつきました。
たまにはこういうのもいいなぁ。。。
なんてしみじみ日々の忙しさと、人との繋がりに酔いしれた山形の夜でした。
美味しかった。
そして、嬉しかった。
マルコ、賢、ありがとう!
今度は鶴岡で一杯やろうぜ。
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毎度ありがとうございます!
山形の地酒の店で石巻の【日高見】を飲みながら、次はおでん屋に行くつもりでいたんです。
おでん屋だったら「ほたる2号館」に行こうと決めていたんですけど、
facebookを見た知人から「おでんならガーデンが面白いよ。」とコメントが入っていて、
急遽「ガーデン」に行くことにしたんですよ。
でも、コメントには「ちゃんとしてるおでんなら、ほたるの方が・・・。」なんて続いていて、
ちゃんとしてるならってどういう意味かも分からず、とりあえず二軒隣りのガーデンへ。
おでん屋なのに店頭の看板には「1時間3000円~」なんて書いてあって
恐る恐る入り口のドアを開けると、まさかの異様な光景が・・・
店内の壁は真っ赤っか、照明も真っ赤っか!
到底おでん屋とは思えない内装に尻込みしてると、
二階から賑やかな声とともに若いギャルがどんどん降りてきて、
「キャー!いらっしゃ~い!!」なんて、もうテンション全開なんですよ。
それはまるで、長襦袢サロンかと錯覚してしまうほどです。
要は、スナックのノリのおでん屋とでも云うか、ギャルのたくさんいるおでん屋とでも云うのか・・・。
狭い店内に、なんだかんだで8人くらいは女の子がいたのかな。
着物の肩をはだけたセクシーコスチュームが気になって、聞けば20~22歳の学生バイトだそうで、
自分の娘と変わらぬ年頃の女の子に、すっかり父親モードで全然落ち着かない!!
でも、なんだろう・・・すごく楽しいんですよ。
おでんのクオリティなんか、全然気になりません(笑
のっけからタメ口でも、全然気になりません(笑
勝手に付けられるアダ名も、全然気になりません(爆
日本酒を頼んで銘柄を聞いても「え~!わかんな~い!!」でも、全く気になりません(笑
それよりも、バカ殿が使うような金ピカの盃で呑む謎の日本酒でさえも、なぜか楽しいんですよ。
なにより、女の子たちが何を話しても笑いに持っていくゲラゲラ感が楽しくて、
ある意味、感動すら覚えましたもんね、マジで。
こういう業態を思いついたオーナーは天才ですね。
女の子たちも、終始楽しませようっていう雰囲気が伝わるし、会計も本当に一人3000円でした。
良心的な明朗会計で楽しめた「ガーデン」に、すっかり魅了させられてしまいましたね。
仙台でまた飲む機会があったら、必ずまた行くでしょうね。
あのままそっくり鶴岡に移転したら、絶対に流行りますよ。
テンションMAXになった状態で、次に海鮮浜焼きのお店に行ったんですけど、
もう何を飲んでいたのか、何を焼いて食ったのかさえも覚えてないんですよ。
会話も終始さっきの「ガーデン」の話しばっかり(笑
なんか久しぶりに勢いがついてしまって、足が勝手に国分町に向ってるんですよね(笑
自分は行きたくなかったんですけど、みんなが「どうしても。」って言うから仕方なく
ソファーふかふかの高級なキャバクラに行って、最後は博多とんこつ長浜ラーメンへ。
そういえば、ここの長浜ラーメンも、恒例の正月遠征の際にケンシと来た記憶があるんですけど、
大体最後に酔っぱらってから来るもんで、あの本格的なとんこつラーメンが、
正直ウマイのかマズイのか毎回わかってないんですよね( ̄へ ̄|||)
そのくせ、ユウスケに煽られて、食いたくもないのに替え玉なんかブッこまれてるし・・・。
今回は、〆は「そば」とあれほど心に決めていたのに、いとも簡単に流される性格です(笑
今回の総括は・・・ウ~ンそうですね。。。
結構前から企画して、それなりに期待していた横丁だっただけに、ちょっと不完全燃焼でしたかね。
もちろん、いいお店もたくさんあるのだと思いますし、価値観が合えば十分飲んで食べて楽しめる
昭和の雰囲気漂う趣きのある横丁でした。
実は、昼過ぎに仙台に着いてすぐ、駅前の名掛横丁にある「鳥昌」に向ったんですけど、
残念ながら店内改装のため臨時休業だったんですね。
文化横丁の隣りには、いろは横丁もあったりして、仙台にはまだまだたくさんの横丁があります。
それぞれのお店が単独店舗なんだけど、横丁というコミニュティで共存しながら、
狭さや不便さをも、楽しさに変えてしまう不思議な魅力があるのも横丁のいいところです。
長居をせずテンポよく、いろんなお店のいいトコロを楽しみながら、また名店を探しに来たいと思います。
鶴岡に戻って来てから急に冬モードになった気がしますけど、
体調など崩さぬよう年末に向けてご自愛下さい。
今日も一日頑張っていきましょう!! -
毎度ありがとうございます!
国分町が目と鼻の先の定禅寺通りのホテルにチェックインして、すぐに文化横丁に向いました。
道幅も狭く、狭い間口のお店が軒を連ねて、通りに突き出ている行燈と
風に揺れる提灯の雰囲気は、中野にも似た街の雰囲気が漂っています。
事前にチェックしていた吉田類も訪れたという名店「源氏」に直行したものの、
5時半時点でまさかの満席状態なんですよ(驚
スイマセン、平日ということもあり「源氏」を甘く見ておりました。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
ここのお店は、お酒はお一人様四杯までと決まっていて、
お酒一杯につき一品づつお通しが出てくるスタイルなんですよ。
お酒とつまみが込みで一杯1000円くらいからの価格設定のようでした。
趣のあるコの字カウンターに着物姿の女将さんが切り盛りしていて、
ちょっと覗いただけでもその雰囲気のよさはビシビシと伝わってきます。
ガチャガチャした若い飲み方じゃなく、じっくりとお酒と肴とそして雰囲気までも楽しめる方々・・・
云わば落ち着いた大人たちの酒場という雰囲気を是非味わってみたかったんですけどね。
そのまま外で待つ気にもなれず、ならばと一軒目は「八仙」へと予定変更。
看板には「餃子元祖」と謳っておりますが、餃子以外のメニューもあります。
が、自分自身が過去に餃子以外に食べたことがないし、他のお客さんが
餃子以外のものを食べてるのを見たこともないんですよね(笑
もちろんサッポロの瓶ビールと、餃子は【焼き】と【蒸し】を二人前注文。
小振りの餃子は、瓶ビールのピッチを上げるのには最高のつまみで、
腹も減っていたのもあって、あっという間にペロリと二皿を完食です。
自分は、皮がパリパリよりも柔らかい方が好きなんで、むしろ蒸し餃子の方が好みなんですよね。
まだまだこのあとのお店もありますんで、追加注文はせず餃子と瓶ビールでお会計です。
そのお店の看板メニューを、サッと食べてサッと飲んで次の店へ・・・
そんな楽しみ方が出来るのも横丁ならではの楽しみ方のひとつですし、
お店側もそんなお客のテンポを十分に理解してるんですよね。
八仙を30分くらいで後にし、今度は焼き鳥が食いたくて、某地鶏をあつかう焼鳥屋さんへ。
飲んだことがなかったんで、エビスの生を飲めるお店ということで、
ここのお店をチョイスしたんですけどね。
エビス生のグラスビールが600円、店長お勧め地鶏の串盛り合わせが4本で、なんと1500円!
「大根サラダも付くのでお得ですよ。」なんてセールストークにほだされて、何の気なしに
「じゃ、それ2つ。」なんて頼んだけれど、よく考えたらこの一皿で3000円!
改めてちゃんとメニューを見たら、やっぱり串はすべて350円以上という高額設定・・・。
いくら地鶏とはいえ、人生でこんなに高価な焼き鳥を食ったのは初めてでした( T_T)
お一人様一本限りと限定販売の地鶏のレバーも、普段から安い焼き鳥に
慣れてしまってるせいか、正直、自分の口には合いませんでしたしね。
ないけれど、こういう場所でこういう商売の仕方もあるんだなぁなんて、
急にビジネスモードが呼び起こされた瞬間でもあったんですよね。
「安さは旨さにも値する。」が横丁酒場の特権だと思ってたんですけど、
興ざめというか、ややテンションが下がってしまったところで長居は無用です。
なんだか急に日本酒が飲みたくなって、素朴な山形が恋しくなったのか今度は
仙台にまで来て「山形料理」と書いてあった某居酒屋に入ったんですけど・・・
同年代のママさんが切り盛りしてるそのお店は、山形料理じゃなく「山形の地酒」のお店だそうで、
外の看板は以前このお店をやっていた山形出身のママが出していた当時のままらしく・・・
「外の看板直さなきゃね。私は山形出身じゃないから山形料理は作れないの。ごめんね。」
「・・・。」
「・・・。」
そうきましたか・・・。
ならば「山形のお酒下さい。」ってことで、出てきたのが長井の後藤酒造【辯天(べんてん)】。
二合徳利4本をやっつけて、もっと他の銘柄を聞くと「あとは楯野川かな~。」なんて言うんで、
ショーケースを覗いてみたら【日高見(ひたかみ)】があるのを発見!
みんなして「旨い!旨い!」と飲んでる【日高見】も、実は石巻の平高酒造のお酒ですから、
もうここがナニ屋なのかさえ理解できなくなってきてるんですけどね(笑
「簡単なものしかなくてゴメンね。」と頼んでもないのに各自に出てきた「茹でタコのぶつ切り」には
箸もつけずに、どんどんテンションが下がっていってるのが自分でも分かるんですよ。
でも、少し壊れてきたまま向った次のお店で、あんなにも衝撃を受けることになるなんて、
この時はまだ誰も気付いてなかったんです。
・・・つづく。
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毎度ありがとうございます!
先週の木曜日は、お休みをいただいて仙台に行ってきました。
目的はふたつあって、ひとつは名取市にある「サッポロビール仙台工場」を見学すること。
もうひとつは、文化横丁を満喫することだったんですよね。
一番の目的だったサッポロビール仙台工場の見学なんですけど、以前は専門のガイドさんが
工場内を案内してくれて、最後に隣接している「サッポロビール園」で飲んで食って・・・
みたいなのがお決まりの「工場見学コース」だったらしいんですよ。
それが、震災の影響がかなり大きかったことが原因で、現在は見学を中止しており、
通常の見学申し込みでも一般の方も業者関係でも、現在はお断りしているそうなんです。
担当営業マンには無理を言いましたけど、工場見学ができなかったら仙台には行ってなかったですね。
日本酒を造る酒蔵見学には何度かお邪魔したことがありますけど、ビールの製造工程というのは
全くの未知の世界でもあったわけで、その分、是非とも工場見学をさせてもらいたかったわけです。
昼過ぎに工場に着いて、まずはその大きさに驚きました。
鶴岡の駅裏にある製造工場の比ではありません。
そこはビール工場というよりも、巨大なコンビナートという表現の方が
そのあまりの大きさには合っているかもしれません。
中に入ると、作業服を着た男性社員お二人に、お出迎えしていただきました。
通された研修室らしき部屋の正面に映るプロジェクターの映像には、
たった3人しかいないのにもかかわらず、大きく
「ようこそ。やき処やんちゃの皆様。」と映し出されていたのには恐縮しましたね。
「普段は他の工員と同じく製造ラインの作業をしているんで、こういった説明は不慣れで。」と話す
ハセガワさんも、聞けば同じ42年生まれの46歳だそうで、一気に親近感が沸いてきました(笑
ハセガワさんの説明によると、この仙台工場で造られるビールは東北六県と新潟県に出荷され、
そのなかでも生ビール全量の製造を担っているということだったんですね。
つまり、やんちゃでお出ししている生ビールも、すべてここで造られているということなんです。
通常の見学コースでは見れない部分まで見せていただいたり、我々のためだけに前日に
ハンディカメラで録っておいた画像を準備してくださったり、研修室ではわざわざ水と大麦から
麦汁を抽出する行程を鍋とお湯を使って実演していただいたりと、たった3人にもかかわらず、
サッポロビールの事前準備と販売店に対する熱意、製造における情熱がひしひしと伝わってきた、
とても勉強になった工場見学でした。
普段の見学者は、サーっと流してとっととビール園へ行きましょう!みたいな方も結構多いらしく、
見学予定時間を度外視して、次から次と質問してくる自分たちに少し驚かれた様子で、
ハセガワさんも「大丈夫ですか?このあとの予定に響きませんか?」なんて心配してました。
予定時間よりも大幅に過ぎてしまってましたけど、そのくらい興味も沸いて面白かったんですよ。
とてもとても参考になりましたし、今は工場見学を実施していないにもかかわらず、
無理を言ってこういった機会を設けてくださったサッポロビールさんには心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
と、いうわけで、すっかり日が暮れた名取の街並みをすり抜け、
一行は一路「文化横丁」に向って車を走らせました。
工場では一滴もビールを飲みませんでしたし、大きな目的が達成した安堵感からか
腹も減ってきて、いよいよビールで一杯やりたくなってきてたんですよね(笑
・・・つづく。